Home > IT > クラウド関連のインターネットサービスで必要な設備

クラウドという言葉がウェブサービスの世界で登場したのは数年前ですが、設備投資や維持管理費の大幅な削減など、たくさんの利点に気づいた経営者の間などで幅広く利用されています。今やただの流行りの新語などではなく、ビジネスモデルを一新させる重要なタームとして知られています。しかし、そもそもクラウド型インターネットサービスとはどのような仕組みなのかご存知でしょうか?

クラウドサービスとは端的にはネットワークを通して共有されるデータ群のことを指します。
文章データや数式データなどの情報をいくつかの端末で同時に管理することが出来るほか、更新頻度の高い専門的なソフトウェアを常に最新の状態で利用出来たりするなど、従来では考えられなかったほどの「仕事の利便性・更新性」を向上させるサービスがこのクラウドです。クラウドサービスの登場により具体的にビジネスはどんな風に変遷していくのでしょうか。

今まではオフィスのコンピューター環境を整える際、各コンピューターのハード面・ソフト面・データ管理形式などを個別に設定・更新する必要がありました。
ですが、クラウドサービスの登場でこれらの設備への投資はクラウド上でまとめて管理することが可能で、個々のパソコンでブラウザとインターネットの環境が整備されていれば、常時最新の情報を社内で共有することが可能です。

IT時代の到来以降、企業は社内外の情報管理や連携する機能など、まさに革命的とも言えるほどの恩恵を得てきました。しかしながら複雑化する環境に適応するために、企業側は新たにITコストといった膨大なコストに悩まされました。
しかしそのような企業の憂鬱を取り去る新時代の技術が、クラウド型のインターネットサービスなのです。ウチの業種なんてクラウドなど無関係だと思っている方も、個人のインターネットサービスの世界でもこの先次々とクラウドを使ったシステムに変革していくことが予想される中、IT社会に生きる我々には絶対に無関係ではいられない大事な用語になります。