
会社員であれば、不動産投資は副業と考えられる場合もあり、就業規則などではもしかしたら禁止かもしれないので、確認したほうが無難です。
また副業の不動産投資をしても大丈夫な会社環境であっても、会社員で税金をお給料から天引きにしている場合(「特別徴収」という)、それをきっかけに、会社の人達に不動産投資の収入を知られてしまうことがあります。
その収入が多ければ多いほど、会社の人達とギクシャクして気まずくなってしまう場合も考えられますので、自分で税務署に行って税金を支払う手続き(「普通徴収」という)をしたほうがいいでしょう。
また不動産投資といっても、もともと親が持っていたものを遺産として相続したものから、自分自身で銀行ローンなどで購入して始めたものまでいろいろあります。
不動産投資では、もしそれがローンで購入した場合は今後の景気次第でインフレになってローンの支払いが増える心配がある、固定資産税などの問題、古くなった場合の建て替え問題やリフォームなどの問題、またなかなか入居者が決まらなかった時の焦燥感、入居者同士のトラブル、家賃滞納問題などなど、本当にいろいろな問題が発生する可能性があり、思った以上に大変だと感じることがあるかもしれません。
いま勤めている会社が倒産してしまう可能性はどれくらいだと思いますか?仮にあなたが30歳だとしたら定年まで30年あります。30年という期間で会社倒産しないと言い切ることはできませんよね。会社が倒産しないとしても、あなた自身がクビにされる可能性もあるわけです。このような事態を考えると、突然収入がなくなってしまうと生計が立たなくなります。不動産投資は将来の生活を保障するための副業と考えると良いです。
家賃保証会社を使ったり、建物の保険などにしっかり入り、建物の掃除や入居者の問題など、まかせられることは費用がかかってもプロの業者に任せて、副業である以上はあまり心配ごとを抱え込まないようにして、本業の仕事に支障がないようにしたいものです。